どうもこんにちは!まろんです!
今日は「外付けHDDとNAS、写真・動画のバックアップにはどっちが向くか」を整理していこうと思います!
うちは子どもが生まれてから、スマホの写真・動画がどんどん増えて、気づけば毎月のように「ストレージがいっぱいです」の通知に追われるようになりました。それでQNAPのNAS(TS-464)を導入して、家族の写真・動画をそこに移す運用に切り替えたんです。当時は「NASに入れておけばもう安心!」くらいの気持ちでいました。でもこれを書くために調べ直していたら、根本的な勘違いに気づかされました…皆さんも「一応バックアップしてるから大丈夫」で止まっていること、ありませんか?
今日はその勘違いの正体と、外付けHDD・NASそれぞれの向き不向きを、公式情報とうちの実感から正直に書いていきます!
結論:外付けHDDかNASかより先に決めるべきことがある
先に結論を置いておきます。外付けHDDとNAS、どちらを選ぶかという二択の前に、「コピーを何個・どこに置くか」を決める方が大事です。というのも、NASを使っていても、その中身が1つしかなければ機器の故障で全部消える点は外付けHDD1台と同じだからです。これに気づいた時は、正直ちょっとゾッとしました!
- 手軽さ・初期費用の安さを優先するなら外付けHDD
- 複数台での運用や家族との共有まで考えるならNAS
- ただしどちらを選んでも、コピーが1箇所だけなら「バックアップ」としては不十分
この後、なぜそう言えるのか順番に説明します。「NASがあるから安心」と思っていた過去の自分に向けて書くつもりで進めますね!
そもそも外付けHDDとNAS、何が違うのか
外付けHDD:PCやテレビに直接つなぐ「置き場所」
外付けHDDは、USBケーブルなどでPCやテレビに直接つないで使うストレージです。つないだ機器からしかアクセスできないシンプルな作りで、価格も比較的安く、設定もほぼ不要です。「とにかく容量を増やしたい」「難しい設定はしたくない」という人にはまず候補になる存在だと思います。
NAS:ネットワークにつながる「小さなサーバー」
NAS(Network Attached Storage)は、Wi-Fiやケーブルで家庭内ネットワークに接続して使うストレージです。スマホやPC、テレビなど複数の機器から同時にアクセスでき、ドライブを複数台搭載できる機種が多いのが特徴です。うちのQNAP TS-464も4台までHDDを積めるモデルです。NASは基本的に、電源を入れっぱなしにして常時稼働させる使い方が一般的です。
多くのNASはRAID(レイド)という仕組みで複数のドライブをまとめて運用し、1台が壊れても残りで守れる仕組みになっています。ただこの「守れる」の範囲を、私は正直に言うと勘違いしていました。次で詳しく説明します!
「RAIDを組んでいるから安心」は誤解でした
NASメーカーのQNAP公式ブログには、はっきりこう書かれています。QNAP公式ブログ「RAID = Backup?」によると、RAIDが守れるのは基本的にハードウェア(ドライブ)の故障だけです。ウイルス感染・ファイル破損・盗難・誤削除・火災や水害といった災害からはデータを守れないんだそうです。読んだ瞬間、「え、それって結構致命的な穴では…」と思いました!
整理すると、RAIDが対応できる/できないはこんな感じに分かれます。
- RAIDで守れる:ドライブ1台が物理的に故障した場合(構成による)
- RAIDでは守れない:誤ってファイルを削除した場合
- RAIDでは守れない:ランサムウェアなどのウイルス感染、メモリエラーによるファイル破損
- RAIDでは守れない:NAS本体ごとの盗難、火災・水害などの被災
誤削除でファイルが消えたら、RAIDを組んでいてもその「消えた」状態がドライブ全部にそのまま反映されるだけなんですよね。NASを導入した安心感の方が先に立って、この当たり前を見落としていました。
QNAP公式ブログが推奨するバックアップ戦略は「少なくとも2つのコピーを作り、うち1つは別の場所(別システム)に保管する」というものです。つまりQNAP自身が「うちのNAS1台だけで完結させないでください」と言っているわけです!
バックアップの正解は「3-2-1ルール」で考える
じゃあ具体的にどう組めばいいのか。ここで出てくるのが「3-2-1バックアップルール」という考え方です。
米国土安全保障省傘下のUS-CERT(現CISA)が公開している「Data Backup Options」という文書に、こう定義されています。
- 3:重要なファイルは3コピー保持する(原本1つ+バックアップ2つ)
- 2:2種類の異なるメディアに保存する(異なる種類の障害に備えるため)
- 1:うち1コピーはオフサイト(自宅や事業所の外)に保管する
この文書の脚注によると、3-2-1ルールの初出は写真家Peter Krogh氏の著書『The DAM Book』とされているそうです。写真家発の考え方が、今では政府機関の推奨ルールにまでなっているのは、ちょっと面白いですよね!
NASメーカーのSynologyも、3-2-1ルールを公式イベントページで説明しています。「2種類の異なるストレージに3コピーを持ち、うち1つをオフサイトに置く」という内容です。ハードウェア障害・盗難・ランサムウェア攻撃に対する「業界標準の災害復旧戦略」という位置付けです。NAS専業メーカー2社が揃って「1台だけでは足りない」と言っている以上、これはかなり信頼していい基準だと思います。
この基準に当てはめるなら、「NAS(RAID)が1コピー目、外付けHDDが2コピー目、クラウドがオフサイトの3コピー目」といった組み合わせが考えられます。正直に言うと、うちは今のところNASとスマホの写真アプリの2箇所にしかデータがなく、オフサイトの1コピーが抜けています。この記事を書きながら、まさに「自分がやらなきゃいけないこと」に気づかされました…近いうちにクラウドか実家預けの外付けHDDで作ろうと思います!
自作比較表:写真・動画バックアップ用途での向き不向き
「家庭で写真・動画を守る」という目的に絞って比較してみました。
| 比較軸 | 外付けHDD | NAS |
|---|---|---|
| 初期費用の考え方 | 本体だけなので安く始めやすい | NAS本体+ドライブ代が別なので初期費用は高め |
| 複数台からのアクセス | 基本つないだ1台のみ | 家中のスマホ・PC・テレビから同時アクセス可 |
| 家族との共有しやすさ | △(その都度つなぎ替えが必要) | ◎(ネットワーク経由でみんなが見られる) |
| 単体でのRAID構成 | 基本的にできない(1台のみ) | 複数台構成ならRAIDでドライブ故障に備えられる |
| 3-2-1ルールでの役割 | 2コピー目・オフサイト用に向く(持ち運びしやすい) | 常時稼働の1コピー目として向く |
| 運用の手間 | 使う時だけ繋げばよく手間は少ない | 初期設定・共有フォルダ管理など手間はやや増える |
| 拡張のしやすさ | 容量が足りなければ買い足す | ドライブ交換・増設で容量を伸ばせる機種が多い |
こうして並べてみると、「NASの方が上位互換」という単純な話ではなく、3-2-1ルールの中でそれぞれ役割が違うことがよく分かります。NASは常時稼働の1コピー目に向いていて、外付けHDDは取り外して持ち運べる分、オフサイト用の2コピー目・3コピー目に向いているんですよね。表にしてみて初めて、うちの運用がどこに当てはまるか整理できました!
「外付けHDDの寿命」はどう考えればいい?
サブクエリでよく見かける「外付けHDD 寿命」についても触れておきます。結論から言うと、HDDはモーターで円盤を回転させる機械部品なので、使用時間・振動・温度によって寿命が左右されます。「何年使えます」と単純な年数で保証しているメーカーは見当たらず、私も具体的な年数を断定できる根拠は持っていません。ここは正直に「未検証」とさせてください。ただHDDには内部で自己診断を行うS.M.A.R.T.(スマート)という機能があり、対応ソフトで異常の兆候を確認できます。「壊れる前に気づけるかもしれない」という意味で、知っておいて損はない機能だと思います!
もう1つ、NAS向けドライブには常時稼働を前提にした耐久設計の製品もあります。一般的な外付けHDDは、必要な時だけ電源を入れる使い方が想定されていることが多いです。「NASだから壊れにくい」のではなく「常時稼働に耐える設計かどうか」の違いだと捉えるのが正確だと思います。恥ずかしながら、うちのNASに入れているドライブがどちらのタイプか、今回きちんと確認したことがありませんでした!今度チェックしてみようと思います。
結局、外付けHDDで十分な人・NASが要る人
ここまでの内容を踏まえて、向き不向きを整理します。
外付けHDDで十分な人
- 写真・動画を見るのがほぼ1台のPCやテレビからだけの人
- まずは低コストでバックアップを始めたい人
- NASの初期設定やネットワーク管理に手間をかけたくない人
この場合でも、外付けHDD1台だけでは3-2-1ルールの「3」を満たせません。2台目を用意し、片方は実家など別の場所に置くところまでセットで考えるのがおすすめです。
NASが要る人
- 家族それぞれのスマホ・PCから同じ写真・動画にアクセスしたい人
- データ量が多く、今後も増え続ける見込みがある人
- Fire TV Stickなどでリビングのテレビからも動画を見たい人
ただしNASを導入しても、それだけで安心せず「オフサイトのコピーをどう作るか」まで決めておくことが大事です。うちも今まさに抱えている宿題です。
ちなみに、うちで実際に使っているNAS本体はこちらです(本体の詳しいレビューはまた別の機会に)。
正直に言うと、この記事に商品リンクはあまり貼っていません
ここまで読んで「じゃあおすすめの外付けHDDやNAS本体は?」と思われたかもしれません。正直に言うと、うちが実際に比較検証した外付けHDD製品が今のところ無いため、この記事では具体的な商品リンクをほとんど貼っていません。使っていない製品を「おすすめ」と書くのはうちの方針に反するので、その点はご了承ください。NAS本体(QNAP TS-464)は実際に使っている機材です。ただこの記事の主旨は「どちらを選ぶか」の考え方の整理なので、個別の型番紹介はまた別の機会に譲ろうと思います!
よくある質問(FAQ)
Q1. NASを買えば、もうバックアップは万全ですか?
いいえ、NAS本体だけでは万全とは言えません。RAID搭載でも守れるのは基本的にドライブの物理故障だけで、誤削除・ウイルス感染・盗難・災害からは守れないとQNAP公式が明言しています。オフサイトのコピーを別途用意するところまでがセットです。正直、うちも「NASがあるから大丈夫」と思っていたクチなので、耳が痛い話でした!
Q2. 外付けHDD1台だけでバックアップと言えますか?
厳密には不十分です。3-2-1ルールでは最低3コピー・2種類のメディア・1つはオフサイトが基準です。外付けHDD1台だけだと、故障・盗難・災害に遭った時点で原本と一緒に失われるリスクがあります。
Q3. NASと外付けHDD、両方使う意味はありますか?
あります。比較表の通り、NASは常時稼働の1コピー目、外付けHDDは持ち運びやすい2コピー目・オフサイト用と役割が異なります。3-2-1ルールに沿わせるなら理にかなった組み合わせです。
Q4. 外付けHDDの寿命はどれくらいですか?
メーカーが具体的な年数を保証している例は見当たらず、うちも断定できる根拠を持っていないので「未検証」とさせてください。使用時間・振動・温度で左右される機械部品という前提で、S.M.A.R.T.機能を使った定期的な健康チェックをおすすめします。うちも今度S.M.A.R.T.の値、ちゃんと見てみようと思います!
Fire TV Stickでの動画視聴やNASまわりの機材については、こちらの記事も参考になるかもしれません。


まとめ
外付けHDDとNAS、どちらが写真・動画のバックアップに向くか。答えは「どちらか一方を選ぶ」のではなく「3-2-1ルールの中でどう組み合わせるか」でした。NASは常時稼働で家族共有もしやすい1コピー目、外付けHDDは持ち運べる2コピー目・オフサイト用と、役割が違います。
そして一番大事な気づきは、「RAIDを組んでいるから安心」はQNAP公式も否定している誤解だったということです。子どもの写真は撮り直しがきかないものなので、皆さんも一度「今のバックアップ、コピーは何箇所にありますか?」と数えてみることをおすすめします! うちもオフサイトのコピー作りという宿題ができたので、また進展があったら記事にしますね。では今回はこの程度で〜!

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